朝涼の目線

-安全保障力と国際協調貢献力の向上の前提-
エネルギーの安定且つ安全供給の問題、グローバル企業の海外展開と内需活発化の問題、ODA協力の問題等の対応は、日本の安全保障と国際協調貢献の観点から取り組むべき課題であろう。 日本の経済成長は、日本の安全保障力と国際協調貢献力の回復の前提条件であると同時に、この日本の安全保障力と国際協調貢献力の回復は、日本の経済成長の必要条件でもある。 日本の経済成長力、安全保障力、国際協調貢献力のいずれに対してもその低下が指摘されているが、これに対しては、変動する情勢において、それぞれに的確な目標と方向の設定を行うべきである。 特に、経済成長に関しては、経済成長の妨げとなった地域独占と既得権益の解消、制度疲労した規制・制度の撤廃のための見直し政策を示し、目標、方向性及び政策の有効性と必要性について、国民の理解と納得を得ることが必要と考える。なぜなら、成長政策の実行と成果の確保は、目標と方向性の意義を理解した国民の行動の集積にかかっているからである。   

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